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中国:上半期、2000万台余りのPCがウィルスに感染
2008 -7 - 24 9:00

 新華社天津発 

 金山公司が先ごろ発表した『2008年上半期中国PCウィルス感染実態及びインターネット安全報告』によると、上半期(1−6月)、中国のウィルス感染PCは2007年同期比194%増の2236万7994台に達したという。  

 広東省のウィルス感染PCは241万9868台と、10.8%を占め、ウィルス被害の大きい省となった。広東省のネット人口は2007年に1500万人増え、江蘇省と浙江省はそれぞれ730万人と530万人増え、後に続いた。広東省や江蘇省などで、ネットユーザーが集中しているだけに、ウィルスに感染したPC数は他省を大きく上回った。

 金山公司のアンチウィルス専門家、李鉄軍氏によると、ここ数年、「魔鬼波」、「熊猫焼香」、「灰鴿子」のような凶悪ウィルスが生まれる可能性が低くなっている。ただ、数千台のPC、あるいは指定IPアドレスに侵入した一つのウィルス、トロイの木馬型ウィルスが激増している。こうしたウィルスの攻撃対象は少なくいが、標的を狙い撃ちするもので、しかも、こうしたウィルスが膨大なため、破壊性は軽視できない。

  金山公司の上半期安全報告によると、2008年上半期、PCウィルス、トロイの木馬型ウィルスが爆発的に増加した。6月30日時点で、「金山毒覇」(アンチウィルスソフト名)が拒否したウィルス、トロイの木馬は120万件を超え、過去5年の総和を超えた。

 
 
 

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