新華社北京特電

　海外観光の大人気、中国と南アジア諸国の経済貿易関係の緊密化にしたがってインド洋島国のモルジブを訪れる中国観光客は１５％以上の年間伸び率を創出した。 　

　ハネムーンのパラダイスと呼ばれるモルジブは中国観光客を歓迎している。０８年モルジブを訪れた中国公民は０７年比１５．４％増の４万１５１１人。今年１〜３月、世界金融危機を背景に西側先進国の観光客は急激に減少したのに対し、中国観光客は依然として増え続けてきた。モルジブ駐中国大使のＡｈｍｅｄＬａｔｈｅｅｆ氏は記者の取材を受けた際、こう説明した。 　

　昨年モルジブを訪れた世界観光客は６８万３０１２人、うち中国観光客はわずか６％を占め、大きな潜在力がある。今年中国の出国観光が上昇傾向にあることからモルジブを訪れる中国公民は高い伸びを維持する見込み。 　

　モルジブは１１９０の小島からなり、２６のアトールは９万平方キロの海域に張り巡らし、太陽、海、砂浜に恵まれ世界観光客が憧れているリゾート勝地だ。