新華社インドネシア・マナド発
中国とインドネシアは13日、インドネシアのマナドで海洋協力合同作業部会と中国・インドネシア海洋気候研究センターの実施協定に調印し、中国とインドネシアとの海洋分野での協力を強化するのが狙いだ。
この実施協定はここで開かれた世界海洋大会で調印されたもので、中国国家海洋局の幹部、周茂平氏とインドネシア海洋事務・漁業部海洋・漁業研究局のユスフ局長が調印したものである。
周茂平局長は「気候変動の海洋への影響や海洋の気候変動緩和への作用は双方に注目される。この問題は今回の世界海洋大会で議論されるメーンテーマである。中国・インドネシア海洋気候研究センターの課題は海洋と気候との関係研究で、それは海洋の気候変動への影響に重要な意義がある」と語った。
中国とインドネシアが2007年に調印した『中国国家海洋局・インドネシア海洋事務・漁業省の海洋分野協力に関する了解覚書』の枠組の下で、双方は「南海−インドネシア海水交換及び魚類季節回遊への影響」、「ジャワ海上昇流変化および魚類季節回遊への影響」などを含む。
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