新華社北京発
中国国家品質監督検験検疫総局(以下質検総局)は8日、下記の情報を発表した。アイルランド産の豚肉に有害物質のダイオキシンを含有する疑いで質検総局は各地の検験検疫機関に知らせて速やかに臨時的な保護策を取る。
一、即日からアイルランド産の豚肉製品と飼料の輸入を見合わせる。
ニ、9月1日以降、アイルランド産の対中輸出用豚肉製品をリコール、返送する。
質検総局によると、12月6日、アイルランドの公式サイトでアイルランド産の豚肉製品に有害物質のダイオキシンを含有する恐れがあるという情報が公表された。質検総局はこれを高く重要視し、即刻にアイルランドの在中国大使との会見を約した。Declan Keller大使によると、アイルランドの関係機関はこの間の定例検査で飼料加工場1社がダイオキシン汚染を受けたということが分かった。その影響で、48社の飼育場(10社の豚飼育場を含む)も汚染された。アイルランド当局は既に緊急策を取って、汚染を受ける恐れがある9
月1日以降、生産された豚肉製品をリコールし、また進んで豚肉製品の対中輸出を見合わせた。
初歩的な統計によれば、9月1日に入って以来、中国はアイルランドから豚肉製品を計2047トン輸入した。質検総局は関連貿易パートナーの主管機関との疎通を強化、輸入品の肉類製品への検査と検疫を厳格化させ、輸入品の肉類製品の品質と中国消費者の健康を確保することを目指す。
|