新華社ハルツーム発
スーダン西南部で誘拐犯により殺害された4人目の中国労働者の遺体が現地で見つかっており、中国側は遺体を初歩的に確認したと中国駐スーダン大使館役人は29日明らかにした。
中国駐スーダン大使の李成文夫婦、経済商務参事官のコウ宏社氏は当日、病院に行って救出された3人の中国労働者を見舞い、中国指導者の心のこもったあいさつを伝えた。
28日入院した際、3人の中国労働者は体がきわめて虚弱で、1人は肩に傷がついており、治療を経て危険状態を抜け出した。残る2人は傷の程度が比較的軽い。目下、3人の精神状態は比較的良い。
今月18日、9人の中国労働者はスーダンコルドファン州で拉致され、そのうち4人は殺害された。殺害された3人の遺体は28日夜、すでに特別機でハルツームに運搬された。目下、中国駐スーダン大使館はスーダンの関係部門と共に力を尽くして行方不明の2人を捜索し続けた。
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