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世界知的所有権機関:中韓米 世界特許出願件数の成長を促進
2008 -8 - 4 8:25

 新華社ジュネーブ発

 世界知的所有権機関は31日、ジュネーブで「2008年版世界特許報告」を発表した。同「報告」によると、06 年、世界特許の出願件数は176万件と05年を4.9%上回った。中国、韓国と米国の特許出願件数の成長は世界の特許出願件数の成長を促進した。  

 報告によると、世界の特許出願件数の成長は革新活動の国際化を裏付けている。06年、日本の特許出願件数は51万4047件、米国は39万815件、韓国は 17万2709件、ドイツは13万806件、中国は12万8850件だ。

 中国国内の特許出願件数の明らかな成長のため、中国特許出願量の世界特許出願総数に占める比重も大いに高まった。2000〜06年、その比重は1.8%から 7.3%にあがった。05〜06年、中国、韓国と米国の特許出願件数はそれぞれ32.1%、 6.6%と6.7%増えた。  

 世界知的所有権機関のカミール?イドリス事務局長によると、中国、韓国と米国の革新活動の飛躍的発展は06年、特許出願件数の全面的成長を促進した。  

 報告からのデータによれば、世界特許授権数も18%増えた。06年だけでも特許授権数は72万7000件に達した。特許授権数の大幅増を実現した一因は中国と韓国の特許授権量の大幅増だ。  

 報告によると、全世界の特許出願件数は安定しながら成長しているが、成長率は依然として全世界の国内総生産と貿易量等経済指標の成長率を下回っている。1カ国の研究開発支出は特許出願件数の成長に密接に関わり、研究開発投資が大きな国の特許出願件数も高い。これはアメリカ、日本、中国、ドイツ、フランス、イギリスと韓国の特許出願件数から分かることができる。

 
 
 

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