新華社武漢
武漢で開催された第3回中国中部投資貿易博覧会によると、ロシアの一部のレーザー研究機関や企業と中部6省の20社余りのレーザー企業及び研究機関の代表はセミナーを行い、協力分野を広げ、国際市場に目を向けている。
ロシアのレーザー研究開発技術は世界一流を誇り、ただ、産業化度は低い。「中国オプトバレー」は中国国内規模一のレーザー企業群を抱え、ただ、レーザー刺繍やレーザー工芸品などのミドル・ローエンドから医療、マイクロエレクトロニクス、造船などのハイエンドへのモデルチェンジは必要となる。
湖北省激光学会秘書長、華中科技大学教授の朱暁氏は「中ロはレーザーの研究開発、プロジェクト?ドッキング、産業化で協力する。湖北省はロシア側と『高重複頻度Qスイッチ』協力で合意した。成功すれば、中国は工業レーザー発生装置のQスイッチを英国や米国からの輸入に依存しなくなる」と語った。
武漢に置かれた中ロ科学技術協力センターは通信や燐化学、電力、バイオ、NC機械などの業界で緊密に協力しており、中部地域ひいては国内関連企業とロシア側の意思疎通や商談の重要な場となっている。
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