地球温暖化に関する主要20カ国閣僚級会合、G20の第4回会合が15日、日本の千葉県で開幕した。会議は、地球温暖化を緩和し対応する技術、発展途上国への資金援助、2013年以降の温室効果ガス排出削減の枠組みなどについて、討議する。
日本の鴨下一郎(かもした いちろう)環境相は、開幕式で、気候変動が引き起こす危機を回避するため、向こう10年から20年の間に、温室効果ガスの排出量の増加を食い止めなければならないと述べた。
イギリスのブレア前首相は、基調演説を行い、「先進国は工業化を実現したが、その過程で気候の危機をもたらした。一方、発展途上国は工業化を進めている最中で、経済発展を放棄する国はない。発展途上国に対してそのような期待はできない」と強調した。
(中国国際放送局・日本語放送)
|