「白い金」と題される中国陶磁器逸品展示会は「中国文化祭」のスタートとして２７日モスクワで盛大にオープン。３００あまりの、中ロ両国文化産業界の人々が一堂に集まり、共同で歴史が長い中国陶磁器芸術のベールを脱いだ。

 　孟暁駟・中国文化部副部長は開幕式で、今日から、一年間に、中国各地方からの２０あまりの芸術団体、千人ぐらいの文化使者が豊富多彩な実演と展示を介し、古い中国、近代的中国、多彩な中国をロシアの友人に見せ、これをもってロシア人民への中国人の友好と祝福を伝えると示した。

 　中国は陶磁器のルーツの地で、９世紀から、中国の陶磁器は世界でよく売られ、複雑で高い技芸とユニーク、調和な東方審美が好まれており、「白い金」の好評を受けている。中国の長い歴史文化と近代文明成果を一体にした展示そのものは、ロシア人民の心と目を楽しませるようにするという。

　ロシア連邦文化映画庁の長官は、中国陶磁器の展示はシリーズ「中国年」文化活動のスタートとして意義が甚大だと述べ、多くのロシア人は毎日の食事のとき中国陶磁器を使うとし、今回の展示会はきっと来場者に深い印象を残すと信じている。

　ロシア「中国年」の重要な構成部分として、「中国文化祭」は来年１月まで続き、ロシア人に向けて中国の古い文化伝統と近年来の文化芸術分野の成績を展示して、全面的に古典的、多彩、調和な中国のイメージを樹立する。モスクワに続き中国陶磁器展示会はクラスノダール、カリーニングラードなどをも訪れ、計６ヶ月にわたる。