新華網タシケント発 『上海協力機構エネルギークラブ建設将来性』が主題の国際シンポジウムは26日、ウズベキスタン首都・タシケントで開催された。出席者たちは上海協力機構の枠組におけるエネルギー協力の現状、将来性、エネルギークラブ設立などの問題を検討していた。
中国、カザフスタン、キルギスタン、ロシア、タジキスタン、ウズベキスタン及び上海協力機構事務局からの官僚、学者、企業代表計150人余りは出席した。
上海協力機構の副秘書長、高玉生氏は会議で、上海協力機構秘書長・ヌルガリエフ氏からの祝賀の手形を読み上げた。祝賀の手紙によると、近年、上海協力機構の加盟国はエネルギー協力で著しい進展を遂げ、従って、実効性のある調整メカニズムを確立し、各加盟国の力を集め、共同で地域のエネルギー安全を守り、エネルギー供給を確保し、エネルギーの消費国と生産国の利益均衡を実現する必要があるという。
今回のシンポジウムの主催者、ウズベキスタン政治研究センターの主任は発言し、「上海協力機構のカバー地域はこれから主要なエネルギーの生産地と消費地となる。上海協力機構の枠組でオペックと似通うエネルギークラブを確立すれば、各加盟国のエネルギー分野での協力、地域・世界エネルギー市場の安定の維持にプラスとなる」と語った。
|