「新・世界七不思議(ニュー・セブン・ワンダーズ)」が今年7月7日、ポルトガルの首都リスボンで発表される。中国の万里の長城が、最終候補に入っている。
「新・世界七不思議」の選定は、「ニュー・セブン・ワンダーズ財団」というスイスの非営利団体が2001年から始め、世界の歴史的建造物の中から、インターネット投票で選ぶ。予備投票では830件の世界遺産のうち、77件が候補として選出され、その上で21件の最終候補が選ばれた。アジアにおいては、中国の万里の長城のほか、日本の京都の清水寺、カンボジアのアンコールワット、インドのタージマハールが入っている。
これまで世界の七不思議とされてきた遺跡は、ギザのピラミッドや、バビロンの空中庭園、オリンピアのゼウス神像、エフェソスのアルテミス神殿、ハリカルナッソスの霊廟、ローデス島のアポロ巨像、そしてアレキサンドリアの灯台があるが、現存するのはギザのピラミッド1カ所となっている。そこで、新?世界七不思議を選ぼうと、同財団がこの活動を行ったものだ。
(CRI)
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