イラクのフセイン元大統領は現時時間の30日早朝に処刑されたが、国際社会はこれにそれぞれ反応を示している。
アメリカのブッシュ大統領はこの日の声明で、フセイン氏の処刑をイラクの民主化を目指して進む道での里程標だを評価した。
ロシア外務省の報道官は、ロシアと多くの国はフセイン氏の処刑に反対してきたとした上で、フセイン氏の処刑はイラク国内の紛争と民族間の緊張情勢をもたらす可能性があるとしている。
インド政府はフセイン氏の処刑に遺憾の意を示し、これがイラクの今後に影響しないように望むとしている。
韓国政府の高官は、これについて、処刑後にフセイン支持者によるテロ攻撃に警戒するようイラク駐在使節や公民に呼びかけた。
イスラム諸国会議は、フセイン氏の処刑は国内紛争解決にはプラスとはならないとした上で、イラクではより大きな流血事件が起きうると予測した。
(CRI)
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