香港海洋豪華郵輪有限公司は先ごろ、世界トップ級の万トンクラスのクルーズ客船２隻を投入し、海口−ベトナムの航路を就航している。２９日夜１０時、２隻目の豪華クルーズ客船「蒙娜麗莎」丸は海口に到着し、半月前に試験就航した「奥蘭徳?公爵」丸と共に、海口−ベトナムの航路を運航する。

　香港海洋豪華郵輪有限公司の執行董事・陳玉◎氏によると、２万トンクラスの「蒙娜麗莎」丸は８階建ての客船で、全長が１５０メートル、幅が２２メートル、各種の客室が２００室余り、１０８０乗客を収容できる。客船では、食堂、バー、喫茶店、百貨店、ナイトクラブ、プールなどの施設は完備する。２００７年１月初め、「蒙娜麗莎」丸は本格的に運航し、隔日に１便とする。往路は夜２２時に海口秀英港を出発、翌日午前９時にベトナム・ハロン湾に到着、帰路は夜２２時にハロン湾を出発、第３日午前９時に秀英港に戻る。

　２００７年５月、香港海洋豪華郵輪有限公司は積載トン数がより大きく、より豪華なクルーズ客船１隻を導入し、「香港−三亜−ベトナム」の海上観光コースを運航し、次第に海南を拠点とする構えだ。

（注：◎＝おうへんに宛）