中国国家版権局と韓国文化観光省がこのほど、深センで開かれた第２回中国（深セン）国際文化産業博覧取引会で協議を結び、文化と版権分野の交流と協力を強化することで合意した。協議規定では双方はＷＴＯ、WIPOといった国際機構主催の会議および活動プロジェクトにおいて相互に協力するという。

　龍新民・中国国家版権局局長と金明坤・韓国文化観光相は双方の代表として「中華人民共和国国家版権局と韓国文化観光省交流協力協議」に署名した。双方は調印式で中国と韓国は共にアジア国家として共通の文化と類似した歴史背景を抱え、双方の文化と版権分野の交流と協力の強化が両国の利益に合致する。今後、協議に基づき、緊密かつ幅広い版権協力と交流関係を形成、協力と交流の制度化と経常化を実現すると表明した。

 　協議どおりに双方は著作権保護分野における協力を緊密化し、著作権産業の交流を通じ、共同で文化産業を推進し、国際著作権関連問題を協調させる。それにＷＴＯ、WIPOといった国際機構が主催する会議および活動プロジェクトにおいて相互に協力、共通の利益をはかるという。