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中露最大投資プロジェクト、今年、スタート
2006 -3 - 23 17:04

中国は2006年を「ロシア年」と決めた。21日、ロシア大統領プーチン氏も中国を正式訪問をする。そうしたことをバックグラウンドにして、中露双方間の重大投資プロジェクトもブームになっている。20日、上海海外連合投資が明らかにしたところによると、中国で最大の対露投資プロジェクト「バルト海ニュータウン」は昨年10月、着工した後、今年、全面にスタートし、同プロジェクトの総投資額は13.46億ドルに達する。

 

2004年6月、上実集団はサンクトペテルブルグ対外関係観光委員会と、サンクトペテルブルグ市で「バルト海ニュータウン」プロジェクトの提携覚書に調印した。同年9月、上海上実(集団)は上実発展、上海海外、百聯集団、錦江国際(集団)、上海緑地(集団)、上海工業欧亜発展センターとともに投資連盟を結んで、ロシアのサンクトペテルブルグ市で「バルト海ニュータウン」大型総合団地プロジェクトを開発した。

 

投資連合体が共同で設立した「上海海外連合投資」は昨年、同プロジェクトの開発を展開した。上実発展(600748)の当時の公告によると、海外連合の登記資本は7.5億元である。上海海外連合投資弁公室の責任者は「今年、同プロジェクトが全面的にスタートする年で、総投資額は13.46億ドルになり、計画によって、数回に分けて投資される」と表明した。

 

「上海はロシアとの貿易往来はここ数年、頻繁になっている。2005年、上海にはロシアに投資する企業が6社あり、契約額は2267万ドルだ。そのうち、投資額が大きいのは、上実集団がサンクトペテルブルグで設立した貿易有限公司(240万ドル)などである。中露間で最大の投資プロジェクト『バルト海ニュータウン』プロジェクトは2005年着工し、同年の投資額は280万ドルで、主に前期調査・測量と土地開発である」と上海市対外経済貿易委員会の関係責任者は述べた。

 

「バルト海ニュータウン」はサンクトペテルブルグ市の南西部にあり、敷地面積が約1.8平方キロ。同プロジェクトは国際ビジネス居住を主にして、展示、オフィス、居住、ショッピング、レストラン、娯楽などを兼ね備える多機能の国際濱水商業居住団地を建設し、総建築面積は約160万平方メートルである。

(編集:曹 俊)

 
 
 

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