ヨルダンの首都アンマンで9日夜(現地時間)、3件の爆発テロ事件が発生し、これまでに少なくとも67人が死亡し、150人が負傷した。
中国のヨルダン駐在大使館によると、ヨルダンを訪問中の中国軍事代表が宿泊するホテルも当日夜襲われ、
団員3人が死亡し、また一人が負傷した。
今回の爆発は外国人観光客がよく利用するアンマンビジネス街にある三つのホテルを狙ったものだ。
ヨルダン警察当局は「この3件の爆発事件は自爆テロである。ヨルダン政府は今後も襲撃を防ぐため、既に学校や政府機関などを閉鎖した」と述べた。
事件発生後、ヨルダンのアブドラ国王はこれらテロ襲撃事件を強く非難した。
当日、国連のアナン事務総長は声明を発表し、このテロ事件を強く非難し、集団的なテロ撲滅活動を展開するよう国際社会に呼びかけた。更に、アメリカホワイトハウスのマクレランスポークスマンも9日、この襲撃事件を強く非難する声明を出している。
これまでに、今回の爆発事件に対する犯行声明は出ていない。
(CRI 写真:東方ネット)
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