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胡錦涛:インドネシア大統領と会談で七つの提案
2005 -4 - 26 11:25

 胡錦涛・国家主席は25日、ジャカルタでインドネシアのスシロ・バンバン・ユドヨノ大統領と会談。双方は、「聯合宣言」に調印し、両国が戦略的パートナーシップを構築することを宣言した。なお、胡・国家主席は21日からインドネシア入りしている。

 胡・国家主席は、両国関係をさらに発展させるために、以下「七つの提案」を行った。  

 1.両国の戦略的な交渉を強化し、年内に国家元首の相互訪問を実現。各分野での戦略的協力を深めていく。

 2.インフラ設備、天然ガス資源開発、農業、漁業などの分野での協力を強化。3年以内に、両国間の年間貿易総額200億ドル突破を目指す。  

 3.テロ防止、薬物禁止など安全面での協力関係を強化し、海上安全に関する対話を強化する。  

 4.災害防止及び被災地の復興に向けた協力関係を強化する  

 5.交流を推進し、両国国民の友好関係を深める

 6.中国−ASEAN(東南アジア諸国連合)の発展と協力関係を推進する  

 7.発展途上国の団結を強化。中国は、インドネシアが全世界及び地域内で積極的な役割を果たすことを支持する。  

 ユドヨノ大統領は、「インドネシア政府の考えと完全に一致している」「中国がアジア地域及び国際社会の中で、積極的な役割を果たすことを高く評価する」と強調。胡・国家主席の「七つの提案」に対し、積極的な反応を示した。

 さらに、ユドヨノ大統領は、インドネシアが「一つの中国」政策を堅持し、中国統一を支持するとの考えをあらためて言明した。

 
 
 

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