中国の胡錦涛国家主席は23日午前インドネシアの首都ジャカルタでアジア・アフリカ首脳会議に出席しているミャンマー国家平和発展評議会のタン・シュエ議長、スーダンのバシール大統領、それにガーナのクフォー大統領とそれぞれ会見し、両国関係やアジアとアフリカの協力などの問題について意見を交換した。
胡錦涛国家主席はタン・シュエ議長と会見した際、「中国は、ミャンマー政府が国の安定維持や民族和解の促進、対外交流の拡大のために払った努力を支持する」と表明した。
バシール大統領との会見で、胡錦涛国家主席は、「中国はスーダンの平和プロセスを支持する」と述べた上で、ダルフール問題での中国の立場を重ねて表明し、「国際社会は、スーダンが危機を緩和させ、関係問題を早期解決することを助けるべきだ」と示した。
胡錦涛国家主席は、クフォー大統領との会見で、「双方が両国の友好協力を更に発展させるよう期待する」と示した。
この3ヶ国の指導者はいずれも、中国との友好協力を強化し、中国との関係を引き続き発展させていくとの認識を示した。
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