6日付の上海紙・新聞報などのマスコミが報じたところによると、中国の雲南省・昆明市にあるレストランで和風の「女体盛」が登場し、市民から批判の声が一斉に集中した上で、5日雲南省衛生監督部門が同レストランの「女体盛」に禁止令を下したという。
同レストランは和風村懐石料理屋と名付けられており、日系独資企業傘下に属するとしている。
報道によると、4月初め頃、身長1・7メートルほどの女子大学生二人が朝9時から塩水浴を30分間以上浴び、新鮮な花、石、貝殻、木の枝に囲まれ、体の上に寿司、刺身などの日本料理を乗せていたという。
同レストランの責任者は「雲南日報」の記者に対し、「日本では女体は裸となっているが、(中国)状況を考えた上で丸裸になっていない。中国では昆明市が初めての試みだ」と説明した。
昆明の夕刊紙・「春城晩報」はこの種の和食は一人当たりで最低1000元(約1万5千円)だと報じた。
数多くの昆明市民が最初そのことを信じなかったが、特に女性市民の怒りをかっている。「これは、女性を差別しているのは明らかであり、この種の料理が喉を通るもんか」と批判する男性市民も少なくないようだ。
( 章坤良 写真:東方ネット )
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