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中国、北朝鮮の核実験を強く非難・・・国連安保理、緊急会合へ
2009 -5 - 26 10:35

 中国外務省は25日に声明を発表し、北朝鮮は国際社会の普遍的な反対を無視して、再び核実験を行った。中国政府はこれに断固たる反対を表明する。

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核実験が実施されたような場所=北朝鮮で2006年10月16日撮影

 半島の非核化を実現し、核拡散に反対し、北東アジアの平和と安定を守ることは、中国政府の揺るぎない一貫した立場である。中国は朝鮮側が非核化に関する約束を守り、情勢の一層の悪化を招く可能性のある行動を中止し、6カ国協議の軌道に戻るよう強く求める。

 北東アジア地域の平和と安定を守ることは関係各国の共通の利益に合致する。中国政府は関係各国が冷静かつ適切に対応し、協議と対話を通じて問題を平和的に解決する立場を貫くよう呼びかける。中国はこのために今後もたゆまぬ努力を払っていく。   

 一方、国連安全保障理事会(安保理)は26日早朝、北朝鮮が25日に行った地下核実験について、緊急会合を開いた。   

 国連安保理は25日午後、ニューヨーク本部で非公開の会合を開き、北朝鮮の核実験に対し、各国が強烈な反対と非難を表明することで一致した。

 安保理議長国・ロシアのチュルキン国連大使は、「北朝鮮は国連安保理決議案第1718号に明らかに違反している」として、北朝鮮に国連安保理決議案第1695号、1718号の順守を要求し、北朝鮮が29日に予定している核実験に強い懸念の意を表明するとの談話を発表、国連の全構成国には決議や声明が規定する関連義務の履行を呼びかけた。   

 また、チュルキン国連大使は、「会合は約30分と短かったが、構成国の代表すべてが核実験反対に一致する立場を表明した」と会合の成果を強調、「現在は決議案の内容について検討中で、1日も早い表明を目指している」と説明し、北朝鮮非難を強める立場を表明した。

(編集:章坤良 写真:新華社)

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