中国外務省は21日、当省のウェブサイトを通じて、日本に滞在するか、またはこれから渡航する予定の中国の公民に、日本での新型インフルエンザの感染を厳しく予防するよう呼びかけた。
当省は、感染者や呼吸器官の病を患っている人との接触を避け、人が多い場所や換気状態の悪い場所に行かず、しっかりマスクをつけること、自分に症状が現れた場合は直ちに地元の医療機関に行き、病状を伝えて治療すること、さらに地元の中国大使館や領事館と連絡を取ることなどを強調した。
大阪の町でよく見かけるマスク着用姿の観光客
当省は日本ばかりでなく、中国公民、特に近く帰国する中国公民に対して新型H1N1インフル感染への予防を注意するよう呼びかけた。
1、所在地政府または保健機関の疫病公告と健康ヒントに関する発表に注目を寄せ、予防知識をキャッチし、できるだけ人の多い場所を出かけず、インフルエンザ症状(例えば、熱がある、咳が出る、鼻を垂らすなど)が現れている人との接触を避け、感染チャンスを減少し、インフルエンザ病症が出るとすぐに診断を受ける。
2、近く帰国すれば、出発前に身体状況を確認し、体の具合が悪ければ即座に治療を受け、無事なら出発する。
3、途中でマスク、手指洗浄剤またはウェットティッシュを多く用意する。インフルエンザ症状が出た旅客に出会わせれば、その座席を遠く離れ、マスク、手指洗浄剤またはウェットティッシュなどの措置を取り、マスクが湿ればタイムリーに入れ換える。
4、入国する際に健康申告書を真剣に書き込み、申告書に挙げられた病症があれば、如実に書き入れ、乗務員または辺境衛生検査人員に訴え、なるべく速くヘルプを取得する。そのほか、途中の交通、宿泊領収書をしまい、とっさの必要に備える。
5、帰国後の1週間内に、なるべく外出せず、他人との直接接触を減少し、人の多い場所に行かず、インフルエンザ症状ガ出れば、すぐ衛生部門と連絡し、同時に自己と家族にマスクをかけ、家で衛生部門のヘルプを待つ。帰国期間、A型H1N1インフルまたはほかの健康に関する疑問を抱えれば、12320という健康ホットラインに電話をかけてもいい。
WHO・世界保健機関が公表した統計によると、22日までに、日本では294人の感染が確認されており、これによる死者は出ていない。
(編集:章坤良 写真:中新社)
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