山東省済南市で治療を受けた新型インフルエンザ感染患者は19日午後、全快し退院した。
モニターでインフル感染患者の病状をチェックする中国の医者ら
中国は新型インフルエンザの拡大に従って、各地で厳密的な予防措置を取り、疫病の拡大を抑えることに力を入れている。
世界保健機関のハンス・トレッドソン(韓卓昇)中国駐在代表は、「人々が自己防衛意識を高め、予防知識を身に付けるのは、新型インフルエンザへの対応にとって有効な手段だ」と述べた。
トレッドソン代表は、「衛生部門は、宣伝活動を通じて、人々に自己防衛意識の向上を促す」と強調した。
また、トレッドソン代表は「中国は人口が最大の国だ。新型インフルエンザへの対応は中国にとって最も大変だ」と指摘した。
トレッドソン代表はさらに、「WHOは、旅行制限によるインフル感染を抑える方法を支持しない。なぜならば、これによる感染予防の効果はあまりなく、かえって世界的に人々の生活の妨げになるだろう」と述べた。
(編集:章坤良 写真:新華社)
関連報道
広東省、感染者を確認・・・中国各地、厳密な対策を実施http://jp.eastday.com/node2/node3/node17/userobject1ai45440.html
広東省、59歳の新型インフル疑似患者入院・・・中国、ウイルス分離に成功
中国、最初の新型インフル感染者が退院・・・北京市、患者1人を確認
|