四川省人民政府新聞弁公室は7日、「5.12」四川大地震の震災復興・再建状況について報告した。各震災救援指揮部の統計によると、同省での地震による死者は6万8712人、行方不明者は1万7921人だった。
犠牲者に黙祷する生徒ら
死亡者リストについては、利害関係者または所属機関、末端組織から郷(鎮)政府または街道弁事処に報告されるとともに、死亡証明のほか、火葬通知書または死亡宣告判決書などの関係資料が届けられ、県(市・区)政府が確認後、郷(鎮)政府または街道弁事処で公表される。行方不明者リストについても同様の手続きを経た後、公表となる。
四川省教育庁のド文涛庁長は同日、学校と教育部門の照合によって、四川大地震で死亡及び行方不明となった生徒の数は合わせて5335人に達することを明らかにした。
この中で、四川省建設庁の楊洪波庁長は調査と照合を通じて、これまで、建設工事の質の問題で倒れた校舎はなかったという。
現在、国家計画に盛り込まれた39の被災地区にある学校の73.3%で再建工事が始まり、来年の春学期になると、すべて授業が新しい校舎で行うことができるという。
(編集:章坤良 写真:東方ネット)
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