上海の高級住宅街に、日本の百貨店・高島屋が進出し、面積約4万平方メートルの店舗を2012年に開業する予定。23日現地法人「上海高島屋百貨有限公司」の設立を登録した。これは三越伊勢丹グループに続き、中国市場に進出することになる2番目の日本大手百貨店だ。
上海市西部の高級住宅地・古北新区にある高島屋の効果図
日本国内では人口減少に加えて消費不況で売り上げが急減していることから、海外に進出し、特にその目を中国の富裕層に向け収益を拡大していくそうだ。
上海高島屋の投資額は約40億円で、上海市西部の高級住宅地・古北新区に建設され、上海の不動産企業・中華企業グループが建設する建物の地下1階から地上7階までを借り、食品や家庭用品、高級ブランドの服飾などの商品を販売する計画だそうだ。
高島屋は1919年に開業し、90年の歴史を持つ著名な老舗で、これまでにアメリカのニューヨーク、フランスのパリなどに店を構えている。
(編集:章坤良 効果図:新聞晩報)
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