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円明園の国宝、25日パリで競売・・・中国、返還要求
2009 -2 - 24 10:15

 フランスのオークション会社「クリスティーズ」が開催を予定する、フランスの服飾デザイナー、故イブ・サンローラン氏とピエール・ベルジェ氏が所有していた文化財の特別オークションに、かつて円明園に飾られていた「12生肖獣首」(干支の動物をかたどった銅像)のうち、ネズミとウサギの頭部銅像が出品される。

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パリで公開されたネズミとウサギの頭部銅像

 オークション開始時間は現地時間2月25日夜7時(日本時間26日午前3時)から、パリのグラン・パレで競売にかけられる。  

 これについて、中国外交部の姜瑜報道官は、「頭部銅像は戦争時に英仏連合軍が強奪し、長年海外に流出していた貴重な文化財だ。これらの銅像について中国は疑いの余地のない所有権を有しており、中国に返還されるべきだ」と表明している。  

 オークションの中止を求め、中国の弁護士団がこのほどフランスを訪問した。パリの裁判所は現地時間23日11時30分、オークション中止の要請について、緊急審理を行ったが、原告の訴えを棄却した。

(編集:章坤良 写真:中新社)

  

 
 
 

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