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「日中の文化交流が非常に重要」=永井多恵子さん
2008 -9 - 11 15:28

 日本の情緒あふれる「日本文化ウィーク」が10月上海で開催される前に、NHKの副会長、国連ユネスコ・国際演劇協会会長に務める永井多恵子さんが昨今、上海を視察した。

 中国上海国際芸術祭は02年の開催以来、毎年1つの国のために「文化ウィーク」を設けており、今年は日本が選ばれた。

 これについて、永井さんは「日本は、中国や韓国からの文化を取り入れて独特のものに発展させたが、今回の“日本文化ウィーク”は日中の文化交流にとって非常に重要だ」と強調した。

 文化交流の 一環として、上海と東京で中日こどもたちの絵画展示会「みんな友だち ぼくの絵私の絵展」を上海では10月20日〜10月27日に上海静安区文化館で、日本では2009年1月26日〜2月6日まで東京四谷CCAAギヤラリーで行う。作品は東京と上海日本人学校のこどもの絵と上海のこどもの絵約200点。

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上海テレビのインタビューに応じる永井多恵子さん

 一部子供の作品を鑑賞した永井さんは、「日中両国小学生間の交流を促進し、両国の子供達がこの展覧会を通じ、日中両国の友好関係の増進に寄与すると確信している」と評価した。

 永井さんは東京都出身。早稲田大学卒業後、1960年アナウンサーとしてNHKに入局。以来ずっと東京アナウンス室に在籍し、経済番組の司会など主として報道番組を担当した。1980年、アナウンス現場を離れ解説委員室に異動。女性問題や文化・教育問題にスポットを当てた解説や番組の制作に携わった。1990年、当時の浦和放送局(現・さいたま放送局)局長に就任。NHK史上初の女性局長として話題になった。

(章坤良 写真も) 

 
 
 

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