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「日本の画家との交流を深めたい」=何水法・美術大師
2008 -9 - 8 9:26

 中日民間交流の重要な一つとして、中日書画界の芸術家達も心を込めた書画作品を通じて、両国の代々の友好のため、尽力している。中国国家一級美術大師・全国政治協商会議委員の何水法(63)氏は、このほど「平和の旅」を率いて日本を訪問した 

 自宅のある杭州画室に戻ってから、何氏は毎日午前9時から午後12時まで花鳥を中心とする中国画を描きながら、次の訪問先へのスケジュール詰めに忙しい。

 「9月―11月、北京や河南省などでの美術展に10回ほど出展する予定で、杭州近くの富陽市で、私個人命名の美術舘もまもなくオープンさせなければ・・・」

 日本との交流を振り返ると、「芸術には国境がない。私は、日本で 『 日本中華書画芸術研究院顧問』の称号を授与されたが、これまでも、東南アジア文化芸術協会会長の王徳水氏から『東南アジア文化芸術協会顧問』の称号も授与された。中日両国は一衣帯水であり、書画芸術の面でもとても近い。今後、日本の画家との交流を深めたい」と何氏。

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何水法氏の作品

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何水法氏の作品

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何水法氏の作品

 海外における中国画愛好者の養成について、何氏は、「日本を含め、アジアにおける中国画愛好者の杭州来訪を歓迎する。そうしたら、富陽にある美術舘が見学できるし、杭州には中国画習得の場所があり、私から指導することもできる」と張り切った。

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「東南アジア文化芸術協会顧問」の称号を授与される何水法氏(左)

 人気のある何氏の中国画3点が最近、100万元(1元約16円)でオークションで落札され、売上金はすべて四川大地震の震災地に寄付したという。

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 作品にサインする何水法氏

 画家としてのレベルをアップする点について、何氏は、「絵には画家の思想があり、伝統を継承しないと、『空中楼閣』みたいなものになる。伝統に拘りすぎると発展を妨げかねない。『推陳出新』 (古いものの中から新しいものを出す)」方針が欠かせない」と強調する。

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何水法氏の作品

 モットーは、「対上以敬、対下以慈、対人以和、対事以真」(目上の人を尊重し、目下の人に対し慈愛を持ち、他人に対し平和な気持ちで付き合い、仕事を真面目にやるの意)だという。

(章坤良 写真も)

何水法氏のホームページ(中国語版)

 http://www.hsf88.com 

苑I手
 
 
 

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