中国の胡錦涛国家主席は28日、タジキスタンの首都ドゥシャンベで開かれた上海協力機構首脳理事会第8回会合で、戦略的交渉を強化し、確固たる政治的な相互信頼関係を築くことや、安全面での協力を緊密にし、地域の平和を守ることと経済協力を深め、互恵とウィンウィンの関係を実現することなどの5項目の提案を提出した。
同サミットには、中国、ロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンの6カ国首脳が出席していた。
上海協力機構サミットに出席する6カ国首脳
6カ国の首脳は『上海協力機構首脳ドゥシャンベ宣言』に調印し、『上海協力機構対話パートナー条例』を採択するとともに、『上海協力機構による共同反テロ演習のプロセス協定』などの重要文書の調印式典に出席した。
また、オブザーバーのモンゴル、イラン、パキスタン、インドの首脳や代表、およびタジキスタンが招待したアフガニスタンのカルザイ大統領もこのサミットに出席していた。
(編集:章坤良 写真:中新社)
|