北京市気象局は9日、8日夜の北京五輪開会式の会場周辺で雨が降らないようにするため、人工消雨ロケット1104基を打ち上げていたことを明らかにした。五輪開会式で人工消雨実験が試されたのは初めて。
北京市の国家体育場(愛称・鳥の巣)で行われた開会式
紹介によると。8日午後、大雨雲が西南から東北に向かって北京市内方面へ進み、さらにメインスタジアムの「鳥の巣」に進みつつあることが確認できた。
会場周辺で雨が降らないようにするため、同気象局は同日16時から23時39分まで、北京21カ所の作業地点で1104発のロケット弾を連続発射し、雨雲を北京市外で食い止めることに成功したという。
(編集:章坤良 写真:東方ネット)
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