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貴州省騒乱で59人が拘束    少女遺体、三度目の検視
2008 -7 - 3 9:50

  中国貴州省甕安(おうあん)県で少女・李樹芬ちゃん(16)が死亡した事件の処理をめぐって起きた万人規模の騒乱で、同省公安庁が昨今記者会見を開いた。

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 放火、破壊された貴州省甕安(おうあん)県公安局

 事件は6月22日、李ちゃんが2人組の男に性的暴行を受けて死亡、遺体が川に遺棄されたとされている。しかし、警察によって拘束された2人は翌日に釈放された。加害者のうち1人が副県長の息子だったために当局が事件の隠蔽を図ったとされたうえ、当局へ抗議に訪れた遺族や被害者の友人が暴行を受けたとのうわさが流布し、不法分子による暴動に発展した。

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 通報する王興正氏

 貴州省公安庁スポークスマンの王興正氏は、現在までの捜査状況を以下のように通報した。

 1)事件発生の経過

 2008年6月22日午前0時27分、県内の西門河で人が飛び込んだとの通報が公安に入る。地元派出所の捜索により、およそ2時間半後に遺体を引き上げる。通報者は死亡した少女の友人らで、彼らへの聞き込みにより、遺体は県内の中学2年の女子・李樹芬ちゃんであることが判明。李ちゃんは前夜8時ごろから友人や交際相手らと外出、食事後に西門河の川べりに向かった際「川へ飛び込んで死にたい。死ななかったら、しっかりと生きていく」などと叫んで橋から飛び降りようとした。交際相手の男性が引き留めた。その後、交際相手の男性が手を離れた後、李ちゃんはすきを見て飛び降りた。友人らが川へ飛び込むも救出には至らず、警察へ通報した。

 2)死亡した李樹芬ちゃんと通報者

 死亡した李樹芬ちゃんは県内の中学に通う中学2年生。事件現場にほかにいたのは3人。うち、李樹芬ちゃんの交際相手は21歳で県内の製紙工場職員。ほかに、その同僚の18歳の少年と16歳の少女の同級生がいた。

  3)事件発覚後の処理

 当初、地元公安局は自殺として処理したが、李樹芬ちゃんの遺族らは「暴行を受けて死亡した」と主張、DNA鑑定を要求する。25日に行われた検視で再度、水死と鑑定され、遺族らは一度は納得したものの、李樹芬ちゃんの遺体を火葬せず、事件現場にいた3人に50万元(約750万円)の賠償金を要求した。1日、再度検死を行うことが認められる。

  4)暴動発生の経過

  26日、遺族は県側の捜査に納得した形で、28日に協議書を交わすことで事件は収束するかと思われた。しかし28日午後4時ごろ、遺族らはおよそ300人の住民を引き連れて地元公安局に向かう。公安局では警官らともみ合いになりながら、局内の設備を破壊、放火するなどの暴挙にでた。暴動はおよそ7時間続いた。

  5)暴動後の捜査状況

 公安局の捜査により、暴動に参加した者の多くが地元暴力団の関係者と判明、現在そのうち59人が拘束されている。

 中国共産党中央機関紙・人民日報(電子版)によると、遺族の求めに応じ、貴州省法医専門家グループが2日、李樹芬ちゃんの遺体検視を三度目実施した。結論は近いうちに公布されるという。

(編集:章坤良 写真:貴州日報)

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貴州省の騒ぎ、死者一人も無しー貴州省党機関紙・貴州日報
 
 
 

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