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大学受験日に豪雨・雷・雹に襲われ 上海が梅雨に
2008 -6 - 8 13:11

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7日午後3時54分、嵐に襲われた上海の空は真っ暗

  7日午後、上海は急に雷が鳴り、豪雨も降ってきた、浦東など一部の地区は雹と大風という悪天候となった。気象、洪水防止部門は次々に雷?豪雨?洪水防止の警戒予備警報を発表した。 上海中心気象台は7日、上海は例年より早く梅雨に入ったと発表した。

  9日、10日の上海は再び大雨や豪雨などの悪天候となるという予測で、市民に注意を呼びかけている。

   午前は蒸し暑く、午後は豪雨大風

  7日は大学受験初日であったが、天候はまったく受験生のことを考えず、午前中の天気は蒸し暑く、徐家匯の最高気温は31.5度まで上がった。しかし、午後3時ごろ、急に「天候が変わった」。市内各所で雷雨と大風が現れた。

  午後3時05分、上海中心気象台は雷注意報を発表した。7日午後から8日夜半まで上海には雷が鳴り、落雷事故が起きるかもしれないと警戒を呼びかけた。午後3時30分、上海中心気象台は更に豪雨注意報を発表した。厚い降水雲の影響で、7日午後から8日夜半分までの上海の降水量は50ミリメートル以上になるかもしれないとした。午後3時40分に、上海市洪水防止指揮部門が洪水防止注意報を緊急発表し、各単位に三級応急対応をスタートさせた。

   陸家嘴に豆粒大の雹が降る

  7日午後、雷・雨・大風と共に、浦東陸家嘴地区では2〜3分間、豆粒大の雹が降った。浦東新区北蔡、黄浦区董家渡、バンドなどの地区の市民も雹が見たという。

  「午後3時35分ごろ、濱江大道近くに突然雹が降ってきた。強風と弾丸みたいな氷の玉が地面に落ち、多くの枝が折れた」と、陸家嘴濱江大道にいた姚さんが言った。

  浦東の住民によると、雹が降った時、窓を叩き大きな音がした。1元玉の大きさぐらいの雹が車に落ちて、「ボンボン」という音がしたという。

   例年より10日早く梅雨入り

  上海市中心気象台は、上海が17日から梅雨に入ったと発表した。例年の6月中旬という梅雨入りよりやや早いという。

  気象部門によると、梅雨に入った後、気温も湿度も高く、天気が蒸し暑くなる。「今年の上海は早く梅雨に入った。梅雨明けの日は例年の7月上旬より早くなるかどうかは、まだ分らない」と言う。

   9日、10日にまた大雨や豪雨が降る可能性

  7日午後8時40分、上海中心気象台が豪雨注意報を解除した。午後9時55分、雷注意報も解除した。午後10時、市洪水防止指揮部門は洪水注意報の解除を決めた。

  しかし、上海中心気象台の予測によると、上海の8日は曇となり、にわか雨や雷雨があるかもしれない。最高気温は約30℃、最低気温は22℃という。

  9日、10日の上海は再び大雨や豪雨となるかもしれない。一部地区は短時間の強い雨、雷などのとなる。上海の今後数日の天気の変化が激しく、市民は何時でも天気情報に注目し、対策を講じる必要があるという。

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 7日午後、陸家嘴で人々が空から落ちてきた雹を手で受けた

    天気予報

  8日の上海は曇となり、にわか雨や雷雨が降る可能性がある。最高気温は30℃、最低気温は22℃の予測である。

  9日、10日の上海は再び大雨や豪雨となり、一部の地区は短時間に強い雨、雷などになるかもしれない。

  13日前後の上海はもう一度、雨となるかもしれない。

(実習編集 王ロヨウ)

 
 
 

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