中国新疆ウイグル自治区のイスマイル・ティリワルディ主席が9日、北京で開会中の全国人民代表大会(全人代)の新疆代表団全体会議で明らかにしたところによると、同自治区のウルムチ発北京行きの中国南方航空旅客機を狙ったテロ事件が7日発生し、同機は甘粛省蘭州に緊急着陸した。企ては未遂に終わり、犯人は逮捕され、乗客・乗員は無事だったという。
同機は7日午前10時35分(日本時間同11時35分)にウルムチを離陸し、午後0時40分(同1時40分)に蘭州に緊急着陸。
中国新疆ウイグル自治区の王楽泉書記(前列左から2人目)
同自治区の王楽泉書記(トップ)は、同自治区の「3つの邪悪な勢力」として「テロリストと分離主義者、過激派」を挙げ、厳しく対応する用意があると言明した。
(章坤良 写真:新華社)
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