中国政協会議（中国人民政治協商会議）第１１回全国委員会第１回会議が３日午後、北京の人民大会堂で開幕した。2000あまりの委員が会議に出席し、共に国家の大計を討議した。 　

中国政協会議＝３日午後、北京の人民大会堂で

　３日開幕した会議は改選後初めての全国政治協商会議の年度会議となる。胡錦涛国家主席、呉邦国委員長、温家宝首相、賈慶林議長などが開幕式に出席した。 　

　活動報告を行う賈慶林議長

　賈議長が第10回全国政治協商会議常務委員会の席上、活動報告を行い、過去5年を総括して、今回の政治協商会議の活動への提案を述べた。 　　

　　活動報告を傍聴する使節団のメンバーら

　11日間にわたって行われる今回の全国政治協商会議では、委員らは議長を含む新しい全国政治協商会議の指導機関を選出する。また、委員らは5日に開幕する予定の全国人民代表大会年次総会に出席し、政府活動報告を検討する。

　　一方、5日北京で開幕される中国の全人代（全国人民代表大会）の会議に参加するため、河南省、黒竜江、湖北、江蘇、湖南、吉林、安徽など省からの代表団も相次いで北京に到着した。

　 全人代代表の任期は5年で、第11期全人代の代表は合わせて2987人。それには胡錦涛国家主席、呉邦国全人代委員長、温家宝首相がぞれぞれ代表に選ばれた。 　

（編集：章坤良　写真：新華社）