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中国:政府機構改革案採択    全人大常務委会議も開催
2008 -2 - 28 9:50

 中国共産党の第17期中央委員会第2回総会は27日、政府機構改革案や国家・政府指導者の人事案などを採択し、閉会した。

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 中国共産党の第17期中央委員会第2回総会

 閉会後発表されたコミュニケによると、2中全会は行政機構改革として政府機関の大幅な統合を求めている。

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 重要講話を行う胡錦濤党書記

 同日、中国共産党中央は、北京で民主協商会議を開き、行政管理体制と機構改革、新しい国家指導者及び全国政治協商会議指導者の提案人員候補リストをめぐり、各民主党派、全国工商連合会及び無党派人士から意見を聴取した。進行役は中国共産党中央の胡錦涛総書記が務めた。各民主党派、全国工商連合会及び無党派人士は、『行政管理体制改革の深化に関する意見』や『国務院機構改革案(草案)』及び関連の人選リストが、いずれも幅広い意見、十分な協議を土台にしており、新しい情勢や任務に順応し、比較的周到に考慮したものと認識しており、それに対し擁護と賛成の意を表した。また、行政管理体制と機構改革をよりよく行うことに対しても、提案を行った。

 一方、第10期全国人民代表大会常務委員会(全人大常務委)第75回委員長会議は27日午後に北京人民大会堂で開催された。呉邦国・委員長は会議を主宰した。  

 会議は全国人民代表大会法律委員会の楊景宇・主任委員が作った水汚染防治法改正草案の改正意見を聴取。同草案は審議されて以来、全人大常務委の3回にわたる審議を経て、社会に全文を発表、意見を幅広く募集した。改正草案は各方面の意見と提言により改正され、基本的に完熟し、法律委員会は採択を提言する。

 会議は全国人民代表大会常務委員会副委員長、秘書長の盛華仁氏が作った全国人大常務委活動報告の審議状況を聞き取った。報告は事実を堅持、重点を強調、意味深く、思想性が強く、中国特色のある社会主義政治発展ルートを堅持、人民代表大会制度を堅持・完備、人民代表大会の活動を革新する重要な文献だと見られている。委員長会議は報告の表決を決めた。  

 委員長会議は全国人民代表大会常務委員会代表資格審査委員会の第10期全人大の個別代表の資格報告、第11期全人大代表資格の審査報告を審議、盛華仁氏の上記2報告に関する審議状況を聴取。先般、各省、自治区、直轄市、香港特別行政区、マカオ特別行政区と中国人民解放軍など35の選挙単位が選挙法と第10期全国人民代表大会及びその常務委員会の採択した第11期全国人民代表大会代表選挙の関連決定、方法、方案の規定に従い、第11期全国人民代表大会の代表2987人を選出。全国人民代表大会組織法の規定により、第10期全人大常務委代表資格審査委員会は当選代表の資格を審査した。委員長会議は代表資格審査委員会の関連報告を今回の委員長会議の表決に渡すことを決めた。

  会議は盛華仁氏の第11期全国人民代表大会第1回会議の議事日程草案、主席団と秘書長名簿草案、列席人民名簿草案の審議状況を聞き取った。委員長会議は上記の草案を第10期全人代常務委第32回会議の表決に渡すことを決定した。

 会議はまた関連任免の審議情況を聴取した。

 これに先立ち、第10期全国人民代表大会常務委員会第32回会議は北京人民大会堂で開催された。今回の会議は代表資格審査委員会の審査報告を審議、既に選挙された第11期全国人民代表大会代表の代表資格を確認、代表の名簿を発表。 

  会議の議事日程により、会議は全国人民代表大会法律委員会副主任委員の周坤仁氏の水資源汚染予防・整備法改正法案の審議結果に関する報告を聞き取る。同委員会によれば、改正法案は常務委員会の2回にわたる審議と各方面の意見に従い改正し、既に揃い、今回の常務委員会会議の採択を提言する。  

 身体障害者保障法は1991年5月15日に実施して以来、身体障害者事業の発展、身体障害者の合法権益の保障に重要な役割を発揮。同時に、中国経済社会の発展に連れて、身体障害者権益保障の面で新情況と新問題が出現、関連制度を更に整える必要がある。身体障害者の合法権益を守り、身体障害者の事業を推し進め、身体障害者を平等に社会生活に参与させ、社会の物質文化成果を分かち合わせるため、中国民政部、中国残疾人連合会は関連部門と共に中国身体障害者保障活動の実践経験をまとめた上、意見を幅広く募り、立ち入り調査・研究、身体障害者保障法の改正草案を制定。国務院の委託を受け、李学挙・民政部部長が改正草案を説明した。  

 今回の会議は第11期全国人民代表大会第1回会議の開催のために下準備する。会議は全国人民代表大会の活動報告を審議、全国人民代表大会常務委員会副委員長、秘書長の盛華仁氏の第11期全人代代表の選挙活動の報告、第11期全人代第1回会議の議事日程草案、主席団と秘書長のリスク草案、列席人員リスト草案の説明などを聞き取った。新たに選出された第11期全国人民代表大会の代表は民主推薦、関連部門の真剣な考察、国民の公認を経て、幅広い代表性を持ち、全国人民代表大会の最高国家権力の行使、代表の法による職責の履行、役割のフルな発揮に組織基礎を定めた。

(編集:章坤良 写真:新華社)

 
 
 

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