ニュース 上海概観 生活情報 ビジネス情報 留学
 
トップページ>>ニュース>>メインニュース
 
新しい農業革命が始まったか?
――鳳陽県を未来循環型農村のモデルに
2008 -2 - 2 10:34

meeting.JPG

調印式現場

 中国では急速な経済成長と国民の生活水準の向上に伴い、都市部を中心に食生活における「安全・安心」「高品質」を求める層が増えている。そのニーズを満たすために、依思凱農業科技(上海)有限公司など日本の資金援助機関と中日投資企業が、安徽省の鳳陽県で未来循環型農村=鳳陽オーガニックファーム(仮称)に投資し、建設する計画である。1日、依思凱農業科技(上海)有限公司と鳳陽県園芸工場は上海で、「オーガニックファーム・プロジェクト」の調印式を共同で開催し、双方の代表が同プロジェクトの投資・建設契約に調印した。同プロジェクトは、最先端農業技術とノウハウを利用して、安徽省の鳳陽県の230ヘクタールで、未来循環型農村を3期に分けて投資・建設し、2010年に全体設備と各施設を完成させ、2013年までに農作物の出荷数量を順次拡大する。暫定総投資額が500億円(約31億2500万元)という計画だ。

sign-1.jpg

サインする依思凱農業科技(上海)有限公司総経理の工藤康則氏(左)と鳳陽県園芸工場工場長柳夕松氏

 依思凱農業科技(上海)有限公司総経理の工藤康則氏は、8年前から食品安全問題に注目し始めた。農薬のない、おいしい野菜を皆に食べさせ、楽しませるために、自分のベランダで有機野菜を植えてみた。皆が「おいしい、おいしい」と言い、3年前から上海の近郊・奉賢区で土地を借りて、有機野菜を植え始めた。しかし価格が割高なため、売り先は五つ星ホテルや外資系レストランなどに限られていた。

 このため、一般民衆が食べることができ、中国における食生活の向上や、中国の農業技術の近代化や次世代の農業技術者の育成、新規雇用の創出、収入の向上など中国農業課題解決の一助として、社会に貢献するために、今回、鳳陽県で未来循環型農村に投資した。これからの1年、130ムーの土地でテストを行うことになっている。成功すれば、徐々に計画を進める予定だ。

xianzhang-1.jpg

鳳陽県副県長の焦義朝氏

 鳳陽県は空気、水、土が良く、そのうえ、中国農業改革の故郷でもある。「30年前、農業改革を行って、人々の食糧問題を解決したが、30年後の今日、農産品の品質を高め、新しい革命ができると期待している」(鳳陽県副県長の焦義朝氏)と期待も大きい。

sounei-1.jpg

ジェトロ上海事務所所長の薮内正樹氏

 「未来循環型農村=鳳陽オーガニックファームの建設は、非常に有意義で大きなプロジェクトであり、今後は中国、日本、世界の大きなニュースになるだろう」と、ジェトロ上海事務所所長の薮内正樹氏は述べている。

PS:オーガニックファーム・プロジェクトの詳細はhttp://www.vegetabe.com/images/organicfarm_jp.pdfを参照のこと。

 

(曹 俊 写真も)

 

 
 
 

このウェブサイトの著作権は東方ウェブサイトにあります。掲載された文字や画像などの
無断転載は禁じられています
本ページにについてご意見やご感想はtoukou@eastday.comまでお送りください