21日、中国で自主知的財産権を持つ新型支線航空機ARJ21が、上海で組立を終了した。「翔鳳」と名付けた。19日、同機の組立、試験飛行とスタビライザーの量産能力を提供する上海民用航空機大場基地も先に竣工した。
総投資額6億元の同基地は昨年9月に着工し、科学研究とテスト区、パーツ加工区、組立区と試験飛行区の四つの機能区から構成されている。
関係者によると、ARJ21は70〜100席で、ターボファンエンジンをエンジンにする。短距離の支線用旅客機で最も広く客室を持つ。今後、同機はシリーズ化を進め、基本型、中距離型、カーゴ機とビジネス機4種に拡大する。
(曹 俊)
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