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胡主席 高村外相と会談   早期訪日も表明
2007 -12 - 4 9:38

 胡錦涛国家主席は、3日、北京で、初の中日経済ハイレベル対話に出席した高村正彦外相と会談した。  

 席上、胡主席は、「中日関係が前向きな勢いを見せている。双方がこのやっと手にした局面を大事にすべきだ」と述べた上で、「両国の平和共存、世代友好、互恵協力、共同発展を実現するため、双方がともに弛まぬ努力をすべきだ」と、期待を述べた。

 これに対して、高村正彦外相は、「日本は、福田首相の中国訪問の準備作業に取り組んでいる。そして、胡錦涛国家主席の早期の日本訪問を期待している」と述べた。さらに、「台湾問題で、日中共同声明で定められた原則を揺ぎ無く堅持していく」と、日本政府の立場を表明した。

 その後、胡主席は、「来年の比較的早い時期に日本を公式訪問したい」と表明し、中日ハイレベル経済対話の継続、日朝関係の改善、防衛交流の強化を求めた。 

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初の中日経済ハイレベル対話

 初の中日経済ハイレベル対話で中日双方は、08年末までに東京で第2回中日ハイレベル経済対話を行うことで合意した。3日に「プレス・コミュニケ」を発表した。

 「プレス・コミュニケ」の要旨は

 一、中日双方は、1日に開催された第1回中日ハイレベル経済対話において、両国のマクロ経済や貿易投資、気候変動などの環境・エネルギー問題、地域及び国際経済問題などについて意見を交換し、相互理解を深めた。

 二、中国側は日本政府の対中資金協力や、中日民間の経済交流の中国経済発展促進における役割を高く評価し、日本側も中国経済の発展が日本経済を促進させたことを高く評価し、双方は中日経済が「ウィン・ウィン」の関係を構築していることを確認した。

 三、国際社会における中日両国の責任が日増しに大きくなってきているので、両国は今回の対話を契機とし、中日経済関係の発展を推し進め、中日戦略互恵関係の構築を通して、世界経済の持続的な発展のためにさらに貢献していくべきである。

(編集:章坤良 写真:新華社)

 
 
 

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