大阪府、京都府、兵庫県、大阪市、堺市、大阪商工会議所、関西経済連合会、関西経済同友会、大阪府国際交流財団、日本経済新聞社が共催し、外務省が後援したアジア主要都市サミットが２５日午前、日本の大阪国際会議センターで盛大に開かれた。

　サミット会場＝大阪国際会議センターで

　今回の会議は都市問題の検討、提携を通じて、アジア各国の持続発展可能、経済、文化、環境などの向上をさらに図ることを目指す。参加した都市は、中国の北京市、上海市、江蘇省、遼寧省、香港特別行政区、韓国のソウル市、プサン市、シンガポール、タイのバンコク、ベトナムのホーチミン市、インドのデリー準市、日本の大阪府、京都府、兵庫県などである。

　日本の総理大臣・福田康夫氏と中国首相・温家宝氏が祝賀文を寄せ、大会の円満な成功を祈った。参加した都市の指導者は、自分の都市の特徴について、それぞれの魅力を語った。アジアの持続発展可能性を確保するため、参加都市の指導者は環境保護、経済、人材育成について、都市が直面する課題と各自のメリットを示した。

　また、出席した企業家代表は今後、アジアの持続発展可能性に向けて、自分の分野でなすべき努力と貢献について、特に民間企業における交流促進など、考え方を述べた。また、ホーチミン市、上海、遼寧省、北京市は、それぞれ大阪府と個別会談を行い、バンコク、香港、江蘇省、シンガポール、大阪府５都市の女性指導者による会談も開かれた。

（曹俊＝大阪　写真も）