日本の福田康夫元官房長官は23日午後、自民党総裁選挙で第22代総裁に選出された。
自民党新総裁に選出される福田康夫氏
自民党の両院議員総会は23日、党本部で行われ、党所属国会議員387人と、47都道府県連代表141人が総裁選に参加した。投票の結果、福田康夫氏は330票を獲得し、新総裁に選出された。対立候補の麻生太郎幹事長が197票を得た。
福田新総裁は25日に衆議院本会議で行われる首相指名選挙後に内閣を発足させる予定だ。衆議院は連立与党の自民党と公明党が圧倒的多数を占めており、首相指名選挙で福田氏が指名されるのは確実だ。
福田新首相にとって、イラク特措法が当面の最大の焦点となる。また、消費税の引上げ問題や地方と都市の格差の解消など難題が山積みとなっているようだ。
(章坤良 写真:新華社)
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