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立命館孔子学院、2007中国書画藝術名人展「書聖王羲之55代目 王徳水書画特別展」を開催
2007 -9 - 21 17:00

  立命館孔子学院は、立命館大学が中国政府及び北京大学と共同で設置・運営する日本で最初に開設された孔子学院です。各種中国語教育・研修、中国留学、日中文化交流等に関する多様な取り組みを行っています。さて今年は日中文化スポーツ交流年にあたります。立命館孔子学院では、日中文化交流活動の一環として、王徳水氏他の著名な書画家による書画の展示会を開催しました。

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挨拶する組織委員会主席・黄耀庭氏

 この展示会は、東京・銀座松坂屋での展示会(9月6日〜11日)、神戸・第9回世界華商大会での展示会(9月15日〜16日)に続き、9月20日から22日まで京都・立命館孔子学院(立命館大学国際平和ミュージアム内)において開催するものです。主催は、日本中華総商会、《世界華人2007中国書画藝術精品大展》委員会、共催は、立命館孔子学院、株式会社アルバックス、東南亜文化藝術交流協会です。また、第九回世界華商大会・2007日本中華年組織委員会の協力、中華人民共和国駐日本国大使館、中華人民共和国駐大阪総領事館、社団法人日中友好協会、中国文学藝術界連合会、中国美術家協会、中国書法家協会の後援、株式会社光文、有限会社アイエムエス、富士文化株式会社の協賛を得ています。 

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挨拶する呂娟氏

 9月20日の午前中には関係者を集めた「オープニング・セレモニー」を行い、会場校を代表した学校法人立命館・肥塚浩副総長の挨拶に続き、中華人民共和国駐大阪総領事館総領事・羅田廣様、京都市総務局国際化推進室長・安井 隆様(京都市長メッセージ代読)、第9回世界華商大会・中華年2007 in Japan 組織委員会主席・黄耀庭様、株式会社アルバックス代表取締役社長・呂娟様よりご挨拶をいただきました。 

 王徳水氏は、日本でも歴史上有名な書聖である王羲之氏の55代目の子孫であり、現在東南アジア文化芸術交流協会会長の任にある著名な書画家です。5月に立命館大学で実施しました「第1回世界孔子学院フォーラム」の際にも書道の展示および実演を行っていただきました。

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展示ホール

 今回の展示会では、王羲之の「蘭亭序」を独特の墨色で表現した書やケ小平氏の肖像画、日中友好を願う水墨画「和風」、水墨画と日本画、洋画の要素を調和させた彩墨画など、王徳水氏の代表作約60点をはじめ、日本で活躍されている華僑・華人書画家による作品約100点が展示されています。会期は22日までで入場無料です。

(立命館孔子学院)

 問合せ先立命館孔子学院 

 Home Page URL:

 http://www.ritsumei.ac.jp/mng/cc/confucius/

TEL:075−465−8426 FAX:075−465−8429 

e−Mail:confuciust.ritsumei.ac.jp 

付録:

王徳水氏よりのご挨拶 

尊敬する立命館孔子学院、

尊敬する指導者の皆様、ご来賓の皆様

 

  本日、この美しい京都で一堂に会し、世界的に著名な立命館孔子学院において「2007中国書画藝術名人展」を開催する機会を頂き、心より感謝申し上げます。

 

  孔子学院は中国の文化を伝える学堂であり、日中文化交流の学堂でもあります。そして、中国書画は、中国文化の真髄となる芸術の一つであります。

 

  長い歴史の中で、中国書画は仏教文化から現代文化に至るまで、変革を遂げながら継承されて参りました。日中文化の源流をたどりますと、中国の書道、水墨画は、すでに唐の時代から日本の空海和尚が中国書道のほか、様々な分野の知識を日本に伝えており、中国の書聖王義之の第七代目子孫、智永和尚が空海に書道を教えたとされています。今回の訪日で見ることのできた日本の文化・書道・水墨画はまさに日中文化交流の歴史の証だと思います。

 

 この展覧会を通して、立命館孔子学院が中国文化と日本文化の架け橋であり、人材を育てる殿堂であることを、社会によりいっそうご理解していただき、書画藝術によって人々の心が磨かれ、「美」の心が人々の心に永遠に残ることを望んでいます。これが今回の展覧会に参加した私達書画家全員の心からの願いであります。  

 

 最後に、今回の機会をいただきました立命館孔子学院に改めて感謝し、遠方よりお越しいただきましたご来賓の皆様に感謝いたします。また、協賛いただきました皆様の多大なるご協力とご支援は、書画家達にとって大きな励みとなりました。心より感謝致します。

中国書画の美しい芸術作品を是非皆様にご覧頂きたいと思います。

 

 有難うございました。

 

 

 

 

  

 
 
 

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