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「上海に進出している日系企業をも誘致したい」=江蘇省常州市
2007 -1 - 30 9:50

 江蘇省常州市対外貿易経済合作(協力)局が主催する「常州市投資環境セミナー」が昨今、上海市内のホテルで開催された。同局の副局長潘冬鈴氏が席上、「東芝、新日鉄、小松など世界トップ企業41社が常州市に進出している」と紹介した。 

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潘冬鈴氏

 潘氏はまた、「2006年、常州市のGDPは05年と比べ15.2%増の1560億元(1元約15円)に達しており、外国投資は同期比71.1%増の12.5億ドルに達した。今年、日本ばかりでなく、上海に進出している日系企業をも誘致したい」と期待する。

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渡辺通弘氏

 常州日系企業クラブ会長、井関農機(常州)有限公司総経理・渡辺通弘氏なども常州の投資環境や生活面などの状況を披露した。在上海日系企業の駐在員約30人が同セミナーに出席した。 

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 常州市は、上海の西160km、南京との中間に位置し、人口380万人。2,500年の歴史をもつ同市は、北は揚子江に接し、南は太湖に近く、大運河が市内を貫流している。古く隋・唐の時代から織物が有名で、綿刺繍など工芸品を主な産業として栄えてきた。一方、近年は中国近代化の中で工業が盛んになり、紡績、軽工業、電子機械、化学工業などがめざましい発展を遂げており、外資企業の進出が目立つようになった。 

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 また、同市のハイテク産業開発区は、439平方キロメートルの敷地に設置された。1992年に国務院から国家レベルの開発区として認可されており、ここに進出する外資系企業の法人所得税が最初2年間免除されるなど、上海浦東と同レベルの優遇措置が設けられている。   

(章坤良 写真も)

 
 
 

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