このところ、最高気温35℃の暑さにもかかわらず、毎日10万人ほど訪れる名高い上海の襄陽路服飾礼品市場が今夜9時半に幕を閉じる。
同市場にあった880軒、合わせて2000あまりの小売業者はそれぞれ新しい活路を求めて移転していくことになる。移転先については、徐匯区の竜華跡地や浦東、七浦路などだ。
関係者によると、7月1日から同市場の跡地で淮海路3号地開発プロジェクトが始動し、地下鉄10号線、12号線と現在ある1号線が交わる巨大地下鉄ターミナルが建設されることになっている。
サンタクローズを飾る襄陽路服飾礼品市場(昨年12月)
さらに、新しい商業エリアとして、再開発される計画が明らかになっている。同跡地に投資、開発することになったのが香港の新鴻基地産で、用地の取得に30億人民元を投入したといわれている。
(章坤良 写真も)
力
|