上海協力機構(SCO)第6回首脳会議が15日午後に全体会議を終え、反テロ、教育、経済、金融などの分野で計10件の合意文書に署名が行われ、共同コミュニケが発表された。
同コミュニケに、「テロリズム、分裂主義、過激主義の取締りと麻薬密輸取締りは、依然としてこの機構の重要な任務の一つである。加盟国の間で、引き続き異なる形式のテロ取り締まりの合同演習を行うことは、加盟国の合同行動の効果を向上させることにプラスとなる」と記入。
また、「現在、加盟国の経済協力は法的基礎と機構のメカニズムを持っている。各加盟国は、エネルギーと情報技術および交通分野における協力を優先的に行うことを確認した。これらの分野における協力は、すでに具体的な実施段階に入った」と宣言。
漂う参加国の旗=上海浦東
同サミット15日朝9時に上海で開幕した。中国の胡錦濤国家主席、カザフスタンのナザルバエフ大統領、キルギスのバキヤフ大統領、ロシアのプーチン大統領、タジキスタンのラフモフ大統領、ウズベキスタンのカリモフ大統領はこの会議に出席した。
(章坤良 写真:東方ネット 中央テレビ)
|