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昨年4月に上海などの都市で発生した対日デモが一周年を迎える前に、ファッション誌を中心に、ドラマやCM出演など上海で活躍する唯一の日本人女優でありモデルの井上朋子さん(26)に話を聞いた。

――井上さんが上海に来られた切っ掛けはなんですか?
上海に来たのは、友達に誘われて旅行で訪れたのが最初です。その後、自分の知識、経験を増やしたいと思い、去年3月に、語学留学で上海戯劇学院で中国語を勉強してきました。
――井上さんは、自分ではどのような性格だと思いますか?
人見知りなので、なかなか人と打ち解けられないのですが、本能というか感覚で気が合うと思うと、しゃべり過ぎというくらい自分からいろいろなことを話してしまいます。自分でやると決めたことは誰に何を言われようとも、自分が納得するまでやり通します。

――井上さんはどうして女優になりたいと思ったのですか?
はじめから、女優になろうとは思っていませんでした。日本で高校を卒業してかイギリスのロンドンへ行き、ロンドンの短期大学で英語を学びました。家族は理科系なのですが私は文科系が好きで、特に語学には興味があり、それとは別に漠然と芸能活動ができたら良いとも思っていました。女優になる切っ掛けは日本で知人から芸能プロダクションを紹介され、CMやドラマに出演するようになったことです。もちろんまだまだ勉強中でやっと最近、表現することの楽しさを感じてきたところで、今はもっともっといろいろな表現を身につけられるようにただただ努力の毎日です。
――ずっと東京に住んでおられた東京っ子にとって上海での生活に慣れてきましたか?
そうですね、最初の1〜2ヶ月、滞在している周りの環境があまり清潔でないため、日本へのノスタルジアもありましたが、何時の間にか上海の生活に慣れました。今、上海では、日本人の友人より中国人の友人が多くなりました。

――ここ一年間、 中国語を勉強するほか、ご活躍していると聞きましたが、、、。
私はもともと日本でドラマやCMを中心に女優として活動していたのですが、たまたま知り合いの紹介で上海で雑誌モデルをする機会を得て、そこで知り合った方の紹介でドラマ出演のお話を頂き、4ヶ月弱、新疆ウイグル地区ウルムチでドラマの撮影に参加させて頂きました。今後は上海だけではなく北京などにも活動の場を広げていきたいと思っています。
――昨年4月16日、上海で対日デモが起こりましたが、 井上さんはそのとき上海に来られたばかりなので、何か影響を受けましたか?
その日、ずっと部屋にいましたので、町でどんなことが起こったのか知らなかったのです。日本の家族や友人から心配する電話やメール連絡で事態の重大さを知りました。

――一周年を迎えると、心配事がないのですか?
全く心配してないわけでもないですが、私が中国人の友達と仲良くすることなど、小さなところからでも、日中友好のお手伝いができればと願っています。
――今後、どんな計画を立てていますか?
モデルだけでなく、本来の女優としてドラマ出演などを含めて、もっと仕事の幅を拡げていきたいと思っています。機会があれば上海のテレビにも出演したいです。
いずれは、中国と日本、両方で活躍できるような女優になりたいです。更にそれがささやかなかたちでも日中の文化交流に役立ってくれたらとても幸せです。

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「有朋自遠方来、不亦楽乎!」(孔子の言葉: 遠方から同好の志がやって来ることは何と楽しいことではないか)。
(章坤良 写真も)
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