「宮本雄二氏は性格が率直で、中日関係改善に専念している。ODAの推進や各界との交流を重視してきた・・・」中国社会科学院の日本研究所日本対外関係研究室の金煕徳主任が4月10日に赴任の宮本雄二駐中国大使に期待の言葉を寄せた。11日付の上海紙、東方早報が伝えた。
宮本雄二駐中国大使(右)=赴任前の送別会にて
金主任はまた、小泉純一郎首相の靖国参拝で悪化した中日関係に宮本氏が「お互いに知恵を出し、状況を打開する努力がなされるべきだ」と強調したため、9月までに、宮本氏が上海などの中国地方を訪問するだろうと予測する。
宮本雄二(59)氏は福岡県出身で、京都大学を卒業した後、1969年日本外務省に入省した。中国駐在特命全権公使、ミャンマー駐在大使などを経歴し、2004年12月から沖縄担当大使を務めていた。
(章坤良 写真:中国新聞網)
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