日中国籍混成バンド「CORE OF SOUL」
3日夜、新天地ARKライブハウスで「日本音楽FANS大集合」が開催された。日中国籍混成バンド「CORE
OF
SOUL」、日中のテレビ番組で活躍中の李浩(リー・ハオ)、地元上海のバンド藍色花園が出演した。今回のイベントは国際交流基金と日本音楽産業・文化振興財団が主催し、在上海日本国総領事館が協力したものだ。在上海日本総領事館総領事の隈丸優次氏は同イベントに出席して挨拶した。
挨拶する在上海日本国総領事館総領事・隈丸優次氏
総領事の短い挨拶後、熱気溢れる「CORE
OF SOUL」が登場した。アジアツアーの四番目のストップで、初めての中国公演だである。Fukko、飯塚啓介という日本人2人と北京出身のSong
Ruiという中国人からなり、1998年1月、日本の大阪千里国際学院の同級生で結成された。「Natural Beauty」「ONE LOVE,ONE
DAY,ONE LIFE」などのアルバムを発表ている。公演中、「Hello
Hello」「夢乗りRIDERS」などの歌を歌ったり、その間、何度も中国語でファンと交流して、会場の雰囲気を盛り上げた。最後に、ボーカルのFukkoは「I
hope everyone’s dream come true」と祈った。
西安出身の李浩(リー・ハオ)
この後、ゲストとしての西安出身の李浩(リー・ハオ)が現れた。東京の大学法学部に留学する傍ら、NHK中国語講座「青春のポップス」で中国音楽を紹介している。今回のファン大集合が三回目だ。ファンの熱情はひたひたと伝わってきた。「Secret
Love」「淮海路」などの歌を披露した。
李浩(リー・ハオ)と「CORE OF SOUL」のボーカル・Fukko
歌手達は高いレベルのポップミュージックをもたらして、皆と一緒に、楽しくて忘れがたい夜を過して、中日間の交流を一層進めた。隈丸総領事は、「アーティストの間でも、その音楽を楽しむ私たちの間でも、国境を越えた音楽交流がますます盛んになっている。今夜のコンサートをきっかけに、音楽を通した交流の輪が日中両国のみならず、世界にむかってますます広がっていくことを期待している」と、公演を締めくくった。
(曹 俊 写真:曹 俊 章坤良)
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