「在上海日本総領事館の男性館員自殺問題について、中国外務省報道官は既に回答しましたが、私にはそれ以上補充する内容がありません」――上海市政府の焦揚・報道官は28日の定例会見で日本毎日テレビ記者の質問にこう回答した。
中国外務省の秦剛・副報道局長は27日の定例会見で、04年5月に自殺した在上海日本総領事館の男性館員が、中国側から外交機密に関する情報提供を強要されたとする遺書を残していた問題について「日本側の報道は根拠がなく、事実とは合致しない」と否定した。
(章坤良 写真:東方ネット)