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在上海日本国総領事館 6回目の利民プロジェクト寄贈を自閉症の児童に
2005 -11 - 29 13:02

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サインする在上海日本国総領事隈丸優次氏と上海慈善基金会理事長陳鉄迪女史

 

在上海日本国総領事館は28日、上海市慈善基金会の会議室で「2005年度利民プロジェクト・人間の安全に無償援助プロジェクト」の調印式を行った。自閉症と自閉症児童をさらに理解し、自閉症の各種問題の改善を促進し、社会各界からの関心、支持とヘルプを得るために、上海市慈善基金会に80,840ドル(約65.4万元を寄贈して、上海徐匯区星雨児童康健院室内外環境の改築、大型児童運動トレーニング施設に用い、また学校バスも寄付した。今回の寄贈は、同総領事館が上海市に寄付した六回目で、累計寄付金が379,096ドルになった。上海市慈善基金会理事長の陳鉄迪女史、副理事長の袁采氏、在上海日本国総領事館総領事の隈丸優次氏、水谷準領事が出席した。

 

捐

 

隈丸総領事が上海慈善基金会理事長の陳鉄迪女史(右)に80840ドルを寄付する

 

隈丸総領事は「このようなプロジェクトを通して、上海市民、援助が必要な人に日本国民の誠実な友情をお伝えしたい。このチャンスを借りて、本館と上海市慈善基金会、星雨児童康健院など非政府機構とのコミュニケーションを強化し、友誼を増加させて、日中両国が歴史に誇る友好交流事業に貢献するように」と述べた。

 

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寄贈式の現場

 

上海市慈善基金会理事長の陳鉄迪女史は「このことはすばらしいことであり、国を跨る崇高な事業である。中日両国人民の友誼が世代を超えて伝わるように期待する」と語った。

 

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寄贈式の現場

 

バックグランド:

 

中国では、自閉症児童が180万人で、そのうち、上海には1万人ほどがいる。上海徐匯区星雨児童康健院は、自閉症児童の回復のために、民間人が設立した上海で初の自閉症児童回復センターである。自閉症にかかった児童は、早めに社会に復帰し、大人になってから、社会の負担にならないことを趣旨としている。現在、160数人の児童をトレーニングしており、98%の児童はそれなりの学校に就学しており、30%が一般学校に入った。在院トレーニング中の児童数は35人だ。

 

(曹 俊 写真も)

 

 

 
 
 

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