「第8回アジア漫画展」は、在上海日本総領事館、国際交流基金、上海文化発展基金会にて、12月1日まで上海劉海粟美術館で開催されている。
8回目となる今年のテーマは、「生きがい」。中国、日本、韓国、タイ、マレーシア、インド、シンガポール、インドネシア、ベトナム、フィリピン、ミャンマーアジア11か国の第一線で活躍している13名の漫画家が、ユーモアで描いた新作品88点を紹介する。
「生きがい」に国際テロ、イラク戦争、新型肺炎SARSの脅威などから不安定化する社会の一面が反映されており、現実を真正面から見つめる視線と自由奔放な想像力を持ち合わせている。
国際交流基金は、1995年以降、漫画という親しみやすい表現を通じてアジアの社会・文化や人々の暮らしなどを多面的に紹介することを目的として、毎年アジア漫画展を東京で開催するとともに国内外で巡回展を実施していた。
(章坤良 写真も)
付録: 上海劉海粟美術館
(上海虹橋路1660号)
電話:021−62701018
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