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「九州・福岡フェアin上海」:人間のように動くロボットの初デビュー
2005 -11 - 22 10:29

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挨拶する福岡県副知事武居丈二氏(中)

 

  高い経済成長を持続させ、巨大市場としても大きな注目を集める中国との貿易、投資、観光などの交流を促進し、日中友好交流の一助となるように、21日、「九州・福岡フェアin上海」は上海ガールデンホテルで開かれた。同時に、福岡県と北九州市、福岡市、九州電力株式会社の4団体が共同で上海事務所の開設セレモニーも行われた。福岡県副知事武居丈二氏、北九州市助役鈴木茂氏、福岡市副市長中元弘利氏、九州電力株式会社代表副取締社長佐藤光昭氏、上海対外経済貿易委員会副主任張伊興女史、在上海日本総領事館総領事隈丸優次氏などはセレモニーに出席して、福岡県副知事武居丈二氏と在上海日本総領事館総領事隈丸優次氏は挨拶した。挨拶の中で、隈丸優次総領事は「福岡県は日本の政治、経済などで重要な位置を占め、名勝も多いし、魅力的な伝統工芸品もたくさんある。それを上海の皆さんに紹介したい。私は福岡県出身で、ふるさとを紹介できるのは幸い。中日両国の経済展開を支援する」と述べた。

 

旅

 

福岡の名勝を紹介する係り

 

 福岡県商工部国際経済観光課経済交流係長武田誠一氏は「今回のイベントは福岡を中心にして、九州全体で、伝統と現代、食と観光を兼ね備えてPRする観光セミナーだ。福岡県の名物というと、ラーメン、辛子メンタイ、お菓子、イチゴなどがある。景色は蘇州と似ている柳川と国立博物館、太宰府天満宮などがある」と本ネットの記者に語った。

 

 展示会現場で、観光、工業、伝統産業(博多織など)、家具、高級食品、お酒と梨のブースが設置された。

 

礼

 

博多織製礼服

 

 最も面白いのは人間のように動くロボットである。それは福岡市に設立された一年たらずのコガテック社の古賀俊亘氏が研究開発したものだ。同社の永里壮一氏は「弊社はずっとロボットの研究開発をしている。ホビーと趣味を持つ者、大学教学、研究機関に向けたものだ。このロボットは運動性が高く、今回が海外での初デビューだ。展示会に参加したのは中国人がどういうふうにロボットを見ているか、さらに、マーケティングのためだ」と紹介した。

 

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コガテック社の古賀俊亘氏(左)と永里壮一氏

 

 また、高級食品とお酒のブースが人気を集めていた、入場者達は食品を食べたり、お酒を飲んだりして、「おいしかった、おいしかった」と笑顔だった。現場での雰囲気はとても盛り上がった。

 

酒

 

清酒を紹介する係り

  

 「今回の企画は福岡県、北九州市、福岡市、九州電力、その他福岡九州の企業、団体の協力で実資された。それぞれ苦労があったが、九州福岡の魅力を一堂に紹介することができた。一回のイベントに終えずに実質的な交流、ビジネス活動に結びつくように支援していきたい。」と福岡県中小企業振興中心上海代表所の初山宏氏が述べた。

 

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福岡の名物・愛宕梨を紹介する係り

 

福岡県副知事武居丈二氏が挨拶で述べたように、今回の「九州・福岡フェアーin上海」や四団体の上海共同事務所の設立により、九州福岡の企業の中国でのビジネス展開、観光事業が順調に進み、両地域間の交流が更に深まることを期待する。

(曹 俊 写真も)

 
 
 

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